Belarussian combat ration


ベラルーシ軍戦闘糧食


・ベラルーシについて
 「白ロシア」とも呼ばれるヨーロッパ東部に位置する内陸国で、ロシア、リトアニア、ラトビア、ウクライナ、ポーランドに接しています。
首都はミンスクで、氷河作用を受けた平地からなり、南部プリピャチ川流域にはポレシエという湿地が存在し、気温は穏やかな大陸性
気候です。旧ソ連の加盟国で、独立を宣言した今現在でもロシアとの軍事及び政治経済における繋がりは深く、両国の統合を目指して
いる程です(現在は停滞している)。 

・ベラルーシ軍戦闘糧食

ベラルーシ軍戦闘糧食
・Date
 重さ:約1.1kg
 保存期間:不明

 ベラルーシ軍で使用されている戦闘糧食なんですが、ただ簡素なビニール袋に缶詰等が封入されているだけ、というスタイルなので
正式名称他、詳細についてはよく分かりません。内容物の缶詰に関してはカーシャと豚肉缶というウクライナやロシアのモノとよく似た
構成となっています。ただ、前述の二カ国に比べるとパッケージング及び内容物に関しては、非常に簡素というか質素で、常備しておく
というよりも必要に応じて調達するというスタイルを取っているのかもしれません。あと、軍事的にロシアとの繋がりが深い、ということで
場合によってはロシア軍の糧食を使用しているとも考えられます。

※別角度からの写真です。

 次に内容物ですが、カーシャ缶2缶に豚肉缶、そして砂糖、コーヒーと思われるドリンクパックにキャンディ7個という構成で、パンや
ビスケット系統の内容物が入っていないことから、別支給でパンやビスケットが配られるものと思われます。あと、ベラルーシでは、
ロシア語とベラルーシ語が公用語となっていますが、缶詰等パッケージの表記は全てベラルーシ語です。

Contents -内容物紹介-
カーシャ缶×2
豚肉缶
砂糖パック
ドリンクパック(コーヒー?)
キャンディ×7

※Special thanks:A.Y様


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